ツーチャレ病再発！
〜片道５００kmの彼方へ〜

大渋滞の川口料金所

以前より計画していた関東遠征を愚妻の持病悪化の為、諦めていた大型連休後半の去る５月４日、いつも通り朝からＰＣと戯れていた私は、五月晴れも手伝って久方振りに洗車をしました。
綺麗になったわが愛車を眺めていたら、おもむろに愚妻が毛布と枕を２セットずつ積み込み始めました。
「オメェ、何勝手に積み込んでんのや？」と訊くと
「エヘヘ…まだだよ」と言って部屋に戻る愚妻。
「今度はナニ！」
暫し待ってるとカゴに『お風呂セット×２』を入れて「ホラあんたも早く着替えて！ツーチャレ行くべ！」
「ハァ？オメェ、ゲホラゲホラって咳こんでたべヤ！ひどくなんの目に見えでっぺ！」
「大丈夫だから！落ち着いたし迷惑かけないから！どっか連れてってよ〜！」
「・・・・・・・」（ワレ沈黙）
「天気もいいから八甲田でも行くか！」と愚妻。
「むむむッ？」不覚にも心が揺らいでしまいました。

取り敢えず、片道分の燃料を入れたわが愛車に乗り込んだのは、お天頭様がほぼ真上に昇った１１時頃でした。

国道４号線を南下し始めた頃「なんでこっちに行くの？」と尋ねる愚妻。
八甲田は青森。従って北上しなければいけません。
しかし私の頭の中では『或る文字』が浮かんでいました。
それは・・・奇襲の二文字・・・


「今回は誰にしようか・・・？
青レンジャーさんは仕事で連休返上だと言ってたし、ユーゴちゃんは家族で何処か行くだろうし、去年から「夢のグランドなるか」と楽しみにしているkaoちゃんは・・・でも初対面での奇襲はなぁ・・・」等と考えている内にターゲットが決りました。
「残るは彼しかいない！」そうです！maimai君です！

「ヨシ！東郷長官（日露戦争当時の連合艦隊司令長官。横須賀に旗艦・三笠と共に銅像有）に会いに行ぐど！」と言い（大義名分）東北道を南下し始めました。


道中、彼等に「TOSHIBOのツーチャレ病が再発しました。奇襲準備万端です(笑)」などと云う電文を発信。
愚妻は愚妻でmayu嬢宛に「連休は何してるの？近いうちに会いたいね〜」などと云う正にふざけた内容の怪電文を発信。
更に南下を進めます。

途中休憩や渋滞に巻き込まれ、更には葛西ＪＣＴを反対方面に進んでしまい乍らも２０時４５分、やっとこさっとこ目的地に到着。

「まさかホントに来るとは思わなかったよ！」とmayu嬢に歓迎され、既にいらした彼女の友人を交え宴が始まった。
（残念な事にmaimai氏は都合が会わず謁見不可能）
mayu嬢に「今夜はハーレムだね〜！」などと意味不明(？)な事を言われ乍ら、mayu嬢特製メニューに舌鼓を打ち、簡単な『仙台弁講座』を開き、宴もたけなわな頃、彼女の友人が帰るとの事で２４時過ぎ就寝させて頂きました。


翌朝（昼？）青レンジャー氏に電話を入れたら「やっぱり来やがったか〜！けど今晩は、なぎら先生のＬＩＶＥがあるから対面時間は２１：００過ぎになるけどいいかい？」等と打ち合わせを済ませ、mayu嬢にペリー公園や、丁度『威臨丸フェスティバル』を開催していた浦賀等を案内して頂き、我々は第２の目的地である約５年振りの三笠公園へ。
そこでmayu嬢と泣き別れに至りました。


閉艦となり、耐え難きを耐え、偲び難きを偲び、三笠公園を後にしたのが夕暮れ時の１８：００。
次なる目的地である横浜に進路をとり、北上しました。

地図を頼りに（わが愛車のナビ・システムは時折、寝てしまうのです…）横浜の『ラーメン博物館』へ到着。
時に２０：００。
ところが超・満員御礼で外で１時間待ち！
更に建物内に入ってからも１時間待ち！！


館内は昭和３０年代を再現したレトロ感覚
（実際は人がウジャウジャ）


館内にはカップラーメンの歴史やグッズ販売のコーナーがありました。
そうこうしている内に、あの佐野実氏の店がスープ不足で閉店。
なんとか目当てのラーメンを腹に満たし建物を出たのが２２：２０。

こりゃイカン！と云う事で、青レンジャー氏に電話をするが不通。
やむを得ず、氏の居住地域へ進撃中、氏の奥方様より入電。
「ゴメ〜ン！今、なぎらさんのファンクラブの人達と２次会に来ててサ〜出られそうもないの〜」との事。
時間も時間だし、耐え難きを耐え、偲び難きを偲び、帰路に就きました。


道中（翌日）、福島県内の某鍾乳洞２ヶ処をハシゴして無事に帰営したのが６日１７：３０。

全行程≒１０８０kmの旅路でした。


三笠艦上にてmaimai氏が電話にて発した
「じゃ、また来週〜那須のツーリングで〜！」
と言い残した言葉が現実のものになるとは
誰もが想像してませんでした…